- ロゴマークについて
- 参考ツール紹介
- 文献紹介
- 関連書籍情報
※当事務局には医師は常駐しておりませんので、ご病状や治療、お薬に関するご質問・ご相談には 対応することができません。また、医師や病院の紹介は行っておりませんので、ご了承ください。
2023年2月18日(土)13~15時にうかがい、看護師・保健師の藤原健太氏からお話を聞いた。いくつかのコースがある。
標準コースは5~9か月かかるが、再休職予防までを目指すには5~12か月ほどかかる。ステップとして①プレリワークで2週間体調確認、②ステップ1でCBTを週2回(6回1クール)行い、疾病理解と自己理解を進める、③ステップ2で休職要因(A)、認知の変容(B)、行動の定着(C)、④ステップ3で自己マニュアルの作成と職場との調整を行い、④復職準備性の確認を行って復職する。
定員70名のデイナイトケア、登録者60人前後で50人/日参加。スタッフは10名で担当制。再利用者はプログラムに受け入れるが、全体の1割以下。
当日は、土曜フォローアップのグループワークに参加させていただく。復職後6割程度参加するが続いていくのは3割、毎回10人程度が参加するが、プログラムとしてSST,サイコドラマ、プレイバックシアターなどを週によって分けて実施している。卒業者限定のグループもある。参加者は10人いればいい方で最近減っている。若い層の仲間意識の変化を感じている。復職後は電話で半年に1回の割合で3年間フォローする。
外部の主治医は10%程度で、2週間に1回のコメント欄付きレポート、月1回リワーク担当医が診察。
ミューコムコースは発達障害傾向の方推奨コースで、アサーションなどの心理教育、サイコドラマで行動面に着目して人間関係を振り返る(以前はクローズドグループだったが現在は全員が参加)。WAISや光トポ実施。得手不得手に着目。
学生、引きこもりの発達障害について、昭和大のプログラムを実施、登録100人だが参加は不安定で50~70人くらい。
クリニックの医師3人が産業医活動を実施、外部の産業医として企業の産業医と連携あり。事前に藤原氏から「スタッフの困りごと」が提出されていたので、それに回答した。