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※当事務局には医師は常駐しておりませんので、ご病状や治療、お薬に関するご質問・ご相談には 対応することができません。また、医師や病院の紹介は行っておりませんので、ご了承ください。
2024年11月1日に愛媛県宇和島市にある公益財団法人正光会 宇和島病院を訪問し、同院院長の山内宏治先生、精神保健福祉士の兵頭俊次氏、臨床心理士の山口晧平氏および広小路診療所所長の渡部亜矢子先生からお話をうかがった。スタッフは精神保健福祉士、心理士、各1名と看護師2名で運営されている。
宇和島病院の医療リワークは2009年に週1回の通院集団精神療法として開始されたが、2013年に現在の「デイケア・リワーク蒼空(あおぞら)」がデイケア・ショートケアとして行われるようになっている。ホームページから参加する利用者が多く、定員10人だが、プログラムは週3日(月・水・金)開催され、1日あたり10名前後の参加があるとのことである。
プログラム開始時より「休職原因の自己分析レポート」の作成に取り組み、グループワークを行いながら再発予防プランを作成している点が特徴である。また、集団認知行動療法にも力を入れ、独自のテキストを作成して行動活性化、問題解決技法、アサーション、認知再構成法といったベーシックスキルを学ぶことで、自分自身のストレスマネジメントが出来るような構成となっている。
また、スタッフによる個別対応でフォローアップしている。さらに復職SSTでは職場におけるコミュニケーショントレーニングを行い、マインドフルネス呼吸法も取り入れている。
午後は休職により体力の衰えを実感する参加者が多いことから外部から専門インストラクターを招いてラジオ体操やストレッチなどのエクササイズを行い、これまでのライフスタイルを見直すきっかけとしている。
その他、OBと現役参加者の交流会やOB主催の自助グループ、OBによる講話など復職後のフォローアップにも努めている。また、パンフレットを作成し地域への広報活動を積極的に行い、利用者の獲得に努めているとのことであった。
2024年9月までの利用者は141人で70%がうつ病、適応障害・不安障害が20%程度、躁うつ病8%で発達障害はごく少数である。業種としては医療福祉関係者が21%と最も多く、次いで公務員が19%を占め、その他様々な職種の利用者となっている。
年齢については20代19%、30代36%、40代27%であった。男性が56%を占め、参加期間としては6か月程度が多く、再利用者も増えてきているということであった。また他院からの紹介者も13%あったということである。転帰としてはプログラム終了時には81%が復職し、その半年後の就労継続率は95%とのこと。
【月】9:30~15:30 【水・金】9:30~12:30
バス
自家用車可